活動レポート

身の回りにある放射線


 ● 放射線は身近な存在

 私たちは日常的に自然放射線を受けています

 
宇宙には多くの放射線が飛び交っていて、宇宙から地球に降り注ぐ宇宙線は放射線の一種です。
さらに、大地には岩石に含まれるウランなど、空気中には岩石から放出されたラドンといったガスなど、地球上には多くの放射性物質が存在し、常に放射線を出しています。
また、食べ物にもカリウム40という放射性物質が含まれています。
カリウムは人間の体には欠かせない栄養素として、野菜などを通して体内に取り込まれますが、そのカリウム約1万個のうち1個が放射線を出すカリウム40です。
つまり、私たちは体の外から内から、日常的に放射線を受けています。
 

 
  

飛行機は空高く飛ぶほど、遮る空気の層が薄くなるため宇宙線が強くなり、乗っている人は乗らない人よりも受ける放射線の量が増えます。
また、トンネル内や地下では大地からの放射線が上下左右から出ているので、人が受ける放射線の量は地上にいるときよりも多くなります。